2月1日にSOXLが50%下落という記事を書きましたが、その後いったん持ち直してさらに下落。下落幅は66%を超えてきました。
目次
前回(2月1日)と大きくちがう事
前回50%以上の下落で取り上げたときは1口$40近辺でしたが、今は$30を切ってきました。前回は16口まとめて買ったという事でしたが、最近は50口のまとめ買いも出てきています。
2月と大きく違うことは、極端な円安が進んでいることです。$40近辺の時は1$=114円くらいでしたが、現在は1$=128円にドル円が急騰して調達コストがかさんでいます。
今までのパターンだと株の急落時は円高という事が多かったのでバーゲン感があったのですが、円安で帳消しになっています。例えば$40→$30の下落は25%の下落ですが、為替レートを考慮すると16%ほどの下落に緩和されてしまっています。
以下、現在の投資状況をまとめてみました。
4月22日時点でのSOXLの投資状況
- バリューパス:$90/日 4月22日時点で$9,414
- 累積購入数:573口
- 累積売却数:208口
- 保有平均単価:$33.62
- 累積投資額:1,413,913円
- 評価額:1,002,893円
- 収益率:-29.1%
値動きと損益の推移
値動きはスタート時に比べて38.05%まで落ちています。損益は70.93%です。ずるずる落ちている価格に対して損益の方はなんとか踏ん張っています。チャートだけを見ていると、どこまで下落が進むのか不安になりますが、こうして損益と比べると少しの反発局面でも持ち直していることが分かります。
パフォーマンス
一旦はプラス圏になったのですが、また大きくマイナス圏に入っています。評価額との乖離がかなり進んでいますが、無制限にどんどん離れてゆくことはないので、このままついていくしかないです。まだまだ今年はマイナス圏の仕込み時期だと思っています。
1回の購入額と売却額の推移
時間とともにどんどん振り幅が大きくなってきています。直近では$1,291の購入がありました。2月1日の記事では$580の購入がありました!ということですが、今はそれくらいはもう普通にあります。
価格推移と平均購入単価
バリュー平均法の強みは下落トレンドで平均購入単価を計画的に下げていけることです。いくら下がったらいくら買うのか、感情を交えずに、ただ計算式に従うだけです。価格が下がるということは平均購入単価も下がるので、この緑色のラインを赤のラインが上抜けばパフォーマンスはプラスに転じます。
この価格の推移と平均単価を常にウォッチしていれば下落トレンドでも落ち着いて状況を見ることができます。
さて、その後もSOXLはまだ反転する兆しはありませんし、もっと下落が続くかもしれません。$20を切って、もしかすると1ケタ台に突入するかもしれません。もしそうなれば大量購入のチャンスですが、NUGTのような大底局面でのレバレッジ変更だけはかんべんしてほしいところです。