5本目のSOXLをスタートさせました

バリュー平均法をスタートしてから121週目(853日)に入りました。目標の1500日まで57%弱の日程が経過しました。パフォーマンスは5400万の利益まできているので1億円利益の目標達成に向けて順調な経過です。SOXLの価格はわりと高いところまで戻してきていますが、少し長期目線でのSOXLをもう1本スタートさせました。バリューパスは¥100,000/週で手数料無料のDMM.com証券でのスタートです。

AIバブルと言われてますが

世間ではAIバブル崩壊とかAIはこれからだとかいろいろ言われています。NVIDIAの決算の驚きもあり、なんとなく半導体関連がにぎわいすぎてピーク感も出てきています。これからもっと伸びるのか落ちるのかは誰にもわかりません。半導体産業自体はなくなることはないでしょうが、成長し続けるかどうかはわかりません。私がSOXLにこだわるのは、決して半導体関連がこれから伸びるとみてSOXLに投資するというわけではなく、動きがいいのでSOXLを選んでいるだけです。

SOXLのパフォーマンスの良さ

SOXLの動きがいいとは具体的にどういうことなのか、それは価格に対して評価額のパフォーマンスがいいからです。では、そのパフォーマンスとは何なのか。現在26本(ドル円の換金は除く)のバリュー平均法投資を走らせていますが、それぞれに、現時点での損益率/現在価格の比率を出しています。例えば、価格は50%下落しているけれど損益率は最初の時と同額いわゆる100%状態だと200%のパフォーマンスとしています。当然この数字は高いほど良いということになります。その比率が断トツに高いのがSOXLです。TECLと比べても倍近くあります。これは、下落時でも利益が落ちにくく、上昇時にはさらに跳ね上がることを意味します。

SOXLの価格と損益の推移1

これはSOXLをスタートしてからの記録です。緑の数字がスタート時点からの価格、赤の数字が損益です。2021年12月13日に$67.57からスタートしました。この価格が100%基準になります。
2022年10月19日 価格が$7.295(10.80%)損益33.04%まで落ちます。
2023年7月27日 価格が$27.520(40.73%)損益217.08%に回復します。
2023年10月26日 価格が$15.3187(22.67%)損益112.32%まで落ちます。
2024年1月18日 価格が$30.760(45.52%)損益243.42%に回復します。
2024年3月7日 価格が$52.575(77.81%)損益463.87%になりました。

これを見てわかるとおり、3月7日時点で、まだ購入時の$67.57まで77.81%しか回復していませんが、既に投資額¥1,683,846に対して評価額は¥7,810,888と4倍以上になっています。確かにいったん下落してからの上昇というのは一番理想的かもしれません。

SOXLの価格と損益の推移2

次に後発で安値から始めたSOXLのパターンを見て見ます。こちらは、2023年4月13日に$15.40からスタートしました。この価格が100%基準になります。上のSOXLと同じ日でも価格が動いているので取引時刻のずれにより若干価格が変わっています。
2023年7月27日 価格が$27.35(177.60%)損益163.84%に上昇しました。
2023年10月26日 価格が$15.21(98.75%)損益88.81%まで落ちます。
2024年1月18日 価格が$31.07(201.76%)損益197.47%に回復します。
2024年3月7日 価格が$53.30(346.99%)損益391.64%になりました。

こちらは、上昇→下落→上昇のパターンですが、投資額¥2,793,946に対して評価額は¥10,942,255と4倍近くになっています。

今回のSOXLの出口目標

この現在価格に対して評価額(損益率)がどれくらいなのかという数字はバリュー平均法を進めてゆく上で常に大切にしています。この現在価格/評価額がSOXLは現時点で596.17%あります。2位のイーサリアム2の310.29%、3位のTECLの305.52%を大きく引き離しています。これは反発のバネの強さを表します。たとえマイナスが大きくともいったん上昇に転ずれば大きく反発し、そして上下動を繰り返している間にどんどんパフォーマンスを回復させてゆくというまさに理想的な銘柄です。

今回は反発局面でだいぶ上がってきたところ。投資のタイミングとしてはあまりいいタイミングではなさそうです。あえてここからスタートすることでどれくらいのパフォーマンスを出せるのか実験してゆきます。2025年末ごろのバリューパスは600万円強なので、その頃にこのSOXLだけて1000万円稼いでいれば上出来です。もちろん全体の利益が1億円を達成した時点ですべてをいったん決済する予定ですが、引っ張ってしばらく続けたとしてもこのSOXL5本目の出口目標はバリューパス1000万円までの間に1000万円の利益(200%以上)を出すことです。

レバレッジETFだからこそバリュー平均法で投資すべき

これは2018年12月31日からのNASDAQの週足チャートと同時期のSOXLのチャートです。NASDAQのチャートは2021年末ごろの高値をすでに更新していますが、SOXLは2021年末ごろの高値をまだ更新していません。このことから3倍レバレッジETFは逓減していくからやってはいけないとよく言われます。これは従来の古い一括買いの発想で、NASDAQそのものに投資してもバネの力が弱いのでバリュー平均法でやると、たとえ高値更新したところでたいしたパフォーマンスにはならない。むしろバネが弱い方が下落リスクに対して弱いということになります。

左側は、右側の値動きに損益の赤いグラフを重ね合わせてみました。NASDAQの方はバネの力が弱いのでパフォーマンスの高値更新ができていませんが、SOXLの方は、価格こそ高値更新できていませんが、パフォーマンスでは楽々高値更新ができています。

実際にバリュー平均法での投資結果をシミュレーションすると、NASDAQのパフォーマンスは180.3%ですが、SOXLは698.3%になっています。具体的にはNASDAQは¥6,546,457の投資に対して¥11,806,357の評価額になっていますがSOXLは¥4,477,237の投資に対して¥31,266,000の評価額になっています。バリュー平均法はチャートの形状だけ見て判断してはいけないということです。

ここに書いたことは有料級の事実です

この1ページの記事の中に書いたことだけでも実は有料級の情報です。実際に仮説を立ててシミュレーションを何度も何度もして検証しているだけでなく実体験として現金を投資して時間と労力を費やし自分自身が経験している結果を書いているからです。インスタにも書いているとおり私は投資家なので情報で儲ける気もないし、そもそも確実に稼ぐ投資を実践しているので投資以外で儲ける必要性もありません。

ただ、投資の本質をきちっと分かった人にだけ事実をお伝えしながら興味のある方とは研鑽の為に情報を共有していきたいので、近い将来バリュー平均法に関して本を出版しようと思っています。巻末にエクセルのシートを付けてもいいと思っています。実は本の中で初めて公開しようと思っている、おそらく世界でだれもやっていないバリューパスの設定も現在ひそかに試しています。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です