前回はイーサリアムにスポットを当てましたが、今回は先週大きく下落したSOXLについて詳細を見ていきたいと思います。
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なんと高値から50%以上も下落していたSOXL
先週いつも通り夜の11時半に注文を入れる時、「今日は16口も買うのか、多いな」と思って注文を入れたのですが、週末にチャートを見てびっくり。なんと高値から50%も下落していたなんて。ニュースで株がこれから崩れるとか、まだ持ちこたえるとか言っていたと思ったら、もうこんなに下落していたとは!
今回はチャートを見るかぎりコロナショックをも上回る下落だったようであらためてびっくりです。コロナショックの時は周りが派手に騒いでいたので ”ショック感” はあったのですが今回はそれほど周りがさわがしくないこともあるのかもしれません。まあ、パウエルさんは大変かもしれませんが。
あと、始めたばかりで、まだ27回目の取引なので、評価損も$-1,277しかないのでそこまで緊張感がありませんでした。でも、もしこの下落が3年目あたりできていると、けっこう派手なトレードになっていたのではないでしょうか。
1月31日時点でのSOXLの投資状況
- バリューパス:$90/日(10,000円/日からドル建てに変更)31日時点で$3,060
- 累積購入数:84口
- 累積売却数:7口
- 保有平均単価:$51.84
- 累積投資額:459,915円
- 評価額:344,044円
- 収益率:-25.2%
値動きと損益の関係
最終的に値動きは58.2%まで落ちていますが、損益は74.81%にとどまっています。下落が大きい時ほど値動きと損益の差が開いています。
パフォーマンス
以前掲載したイーサリアムに比べると評価額が凸凹しています。時期が長くなってくると直線化してバリューパスとほぼ変わらなくなってくるでしょう。1月28日に率でいうと累積投資額と評価額が約43%離れています。
最終日に若干反発して5口売却しましたが、まだ保有平均単価が現在の価格より高いので、売却は損失になっています。したがって確定利益合計はマイナス圏です。
1回の購入額と売却額の推移
1月28日に$580の購入がありました。ちなみにバリューパスは$90/日ですが、それでも下落が続くと、$300~$400あたりの購入が普通に続くことがわかります。
価格推移と平均購入単価
今までで2回売却していますが、1回目の売却時は平均単価を超えて売却したので売却益がわずかながら出ていますが、月末最後の売却は平均単価のかなり下での売却なので-$62の損失が出ています。最初は、”損を出してまで下値で売却する”ということにどうも抵抗があったのですが、これを、売却せずに保有し続けると、やってはいけないノーセルバリュー平均法になってしまいます。
ここで下げ止まるかどうかわからない以上、たとえ1回の売却がマイナスになってもバリューパスにそろえてゆく。そしてやがて市場価格が保有平均単価を上回ってくると売却にも利益が出るので今はただエクセルが吐き出す数字に従うだけです。